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マレーシアのゴミ拾い

北朝鮮の金正男氏がマレーシアで殺害された事件では

日本メディアも現地に殺到した。最前線のひとつが、

正男氏の遺体がある病院施設前だ。

北朝鮮のとっぴな会見に備え、24時間態勢で警戒。

多い時の陣容は100人以上で、カメラの三脚が列を

なしている。

 

病院に日参して4日目の朝、地元記者から

「日本の報道陣の行動が、話題になっているぞ」

と耳打ちされた。

批判だと思って身構えて聞くと、見張り番の交代の度、

空き缶や弁当のゴミを片付けて持ち帰っていることが、

称賛されているという。

 

 

残念ながら現地では、ゴミは川に投げ捨てられるか、

清掃担当者を待つだけなのが実情だ。

日本メディアの行儀の良さは、地元紙も報じていた。

 

他人の不幸を追いかけ関係者に迷惑をかけ、

やっと成り立つ因果な生業。

取材後の後片付けは、せめてもの誠意かつ、

苦情封じでもある。

 

日本での事件記者時代には当たり前だった作法が、

東南アジアの同業者にほめられ、こそばゆい。

ただ、マレーシアと日本は文化や習慣が全く違うのだから、

比べていばっても仕方ない。

 

記者はゴミより、情報を拾ってなんぼ。

とはいえ、暑さや雨に耐え、なおゴミを拾う姿を誇りたい。

 

吉村英輝

 

 

                    I.N.O

             (今・・・何を・・・思う・・・)

カテゴリ:- | 13:17 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
コメント
日本人に 生まれて... 誇りを もって 良かった...
と 思える 今日 この頃です。
有難う!!
| 近衛じゅうしろう | 2017/03/09 4:28 AM |
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